単なるショーにあらず – ドイツのディッツィンゲン拠点でのエネルギー効率
ディッツィンゲンにある当社のショールームでは、固体レーザーの省エネモードを徹底的に使用し、夜間と週末では自動的に電源を切ることで、CO2を約170トン削減しています。
中国の太倉拠点にある地熱設備
TRUMPFは太倉工場の拡張に際して、170個のプローブを地下100メートルに配置し、ヒートポンプを設置して、建物の暖房と冷房に地熱を利用できるようにしました。この方法で、年間約415トンのCO2が削減されています。
ドイツのディッツィンゲン拠点での事業活動改善
半導体業界でマイクロチップの製造に使用される高性能レーザー増幅器の製造と開発で、当社はそのプロセスをエネルギー効率の観点からも常に改善しています。プロセスを変更して、エネルギー効率の高い超微細クリーニング装置を使用することで、約207トンのCO2削減に成功しています。この装置は、旋盤/切削加工した部品に付着している残留物を省エネで取り除きます。
米国ファーミントン拠点にある全建物の照明改善
当社は米国で既存の蛍光管の代わりに高性能LEDを後付けすることで、エネルギー性能をさらに改善しました。その結果、約100トンのCO2が削減されています。
ドイツのヘッティンゲン拠点にあるコジェネレーション発電機
ヘッティンゲン拠点では、コジェネレーション発電機が生産用の電力を発電しています。その際に発生する排熱は、建物の暖房に使用されています。CO2の削減量は年間で最大100トンに達します。
オーストリアのパッシング工場での電源オフ管理
シフト終了時と週末にわたって徹底的にスイッチオフすることで、パッシングでの曲げ金型生産用機械の必要基本電力量を削減することができました。節約量は年間93 MWhに達します。オーストリアの持続性・観光省は、TRUMPFオーストリアでのこの取り組みが気候保護に有効に貢献しているとして、気候保護賞を授与しました。
チェコのリベレツ拠点での塗装プロセス変更
塗装プロセスを変更したことで、塗装の乾燥に必要な熱量が以前よりも少なくなりました。その結果ガス消費量も低下し、年間50トンのCO2が削減されています。
ドイツのフライブルク拠点での照明装備変更
フライブルクでは、事業年度2018/19年に広範囲にわたって照明装備をLEDに変更しました。その結果、年間180トンのCO2が削減されています。