オープンなマシンコンセプトと高度なビームガードが採用されているため、オペレータにとって極めて安全であると同時に、手が非常に届きやすい機械になっています。そのため、単一のパイプであっても効率的にローディングし、身体に負担がかからない作業高さで部品を取り出すことができます。
固体レーザにより最高の生産性がXXLサイズでも実現
TruLaser Tube 7000 fiberに装備されている固体レーザは、幅広い加工ラインナップに対応可能です。固体レーザでは迅速かつ自由自在な加工が実現します。RapidCutにより、コンタが小さめの場合でも、レーザの高い送り速度を実感することができます。これは特に薄板において製造時の生産性の大幅な向上を意味します。TruLaser Tube 7000 fiberはオープンなマシンコンセプトを採用しているため、ローディング/アンローディングの際に極めて手が届きやすい構造になっています。そのためこの機械では、ロット数が1であっても効率的な作業が可能です。また、Central Linkインタフェースが備わっているため、インダストリー4.0に向けても最適な準備が整っています。
軟鋼であれば、直径254 mmまで、肉厚10 mmまでの製品が加工可能です。
コンタが小さめの場合でも、RapidCutにより、固体レーザの高い送り速度を実感することができます。
TruLaser Tube 7000 fiberはオープンコンセプトの採用により、極めて手が届きやすい構造になっています。
オプションのベベル切断により、45°までの高品質ベベル切断が可能になります。
TruDisk固体レーザ及び高品質の切断データは、最適な結果を実現します。
最新センサーにより、加工プロセス全体を通してスムーズな手順を実現します。
TruLaser Tube 7000 fiberではマシン設定が完全自動で行われるため、最小限のダウンタイムで製造が可能です。
TruLaser Tube 7000 fiberではオプションで、タッピングなどの後続のプロセスステップも実行可能です。

家具
より自由なデザインが可能に: TruLaser Tube 7000 fiberはパイプ及びアングル・チャンネルを極めて精密に切断します。これにより、最高の品質と気品を持つ製品が実現します。

店舗建築
個別生産であるか連続生産であるかを問わず、レーザパイプカッティングでは店舗家具の設計において、最高のフレキシビリティーが保証されます。

農業機械
TruLaser Tube 7000 fiberは、肉厚が厚いパイプを加工することができます。このメリットは農業機械コンポーネントの製造時などに活かされます。

フィットネス機器
TruLaser Tube 7000 fiberの自動化ソリューションにより、フィットネス機器などの高品質コンポーネントを効率的に生産できるようになります。レーザが長期間にわたる精密なパイプ加工を保証します。

機械及び機器製造
機械製造業者は板金設計をレーザパイプカッティング技術が持つ可能性で補うか、最適化することができます。その際設計者は、パイプとシートをインテリジェントに組み合わせることができます。
TruLaser Tube 7000 fiber
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丸パイプ | |
最大外径 | 254 mm |
角パイププロファイル | |
最大辺長さと外接円直径 | 220 mm / 254 mm |
自動ローディング用の最大素材長さ | |
LoadMaster Tube 6.5 m の場合 | 6500 mm |
LoadMaster Tube 9.2 m の場合 | 9200 mm 1 |
bei LoadMaster Tube 12,5 m | 12500 mm 1 |
完成品長さ | |
アンローディングユニット 4.5 m | 4500 mm |
アンローディングユニット 4.5 m + 1.5 m | 6000 mm 1 |
アンローディングユニット 6.5 m | 6500 mm 1 |
アンローディングユニット 6.5 m + 1.5 m | 8000 mm 1 |
加工品重量 | |
最大距離速度 (標準 / オプション) | 40 kg/m |
自動ローディング時の最大素材重量 | |
LoadMaster Tube 6.5 m あり | 260 kg |
LoadMaster Tube 9.2 m あり | 368 kg 1 |
mit LoadMaster Tube 12,5 m | 368 kg 1 2 |
レーザー固有のデータ - TruDisk 4001 | |
最大レーザ出力 | 4000 W |
軟鋼最大板厚 | 10 mm |
ステンレススチール最大板厚 | 6 mm |
アルミニウム最大板厚 | 6 mm |
銅最大板厚 | 5 mm |
真鍮最大板厚 | 5 mm |
レーザー固有のデータ - TruDisk 6001 | |
最大レーザ出力 | 6000 W |
軟鋼最大板厚 | 14 mm / 10 mm |
ステンレススチール最大板厚 | 10 mm / 8 mm |
アルミニウム最大板厚 | 10 mm / 8 mm |
銅最大板厚 | 5 mm |
真鍮最大板厚 | 5 mm |
消費値 - TruDisk 4001 | |
生産時の電力消費量平均 | 10 kW |
消費値 - TruDisk 6001 | |
生産時の電力消費量平均 | 12 kW |
ダウンロード形式で用意された全製品バリエーションの技術データ。
自律性
Smart Profile Detectionにより、複雑な断面形状のパイプでも自動でロードすることができます。
SeamLine Tubeは溶接シーム又はマークを識別して、それぞれのパイプの位置と方向を機械に正確に合わせます。パイプの内側をスキャンする機能も選択可能です。
生産性

RapidCutにより、コンタが小さめの場合でも、固体レーザの高い操作速度を実感することができます。これは特に薄板において製造時の生産性の大幅な向上を意味します。
加工対象の拡大

45°までの高品質ベベル切断が加工部品ラインナップに追加されます。
TruLaser Tube 7000 fiberにタッピング機能をオプションで追加して、プロセスステップを統合することができます。その場合、規格化されたツールアダプタにはタッピング用ツールを8個まで収容できるため、自由に選択可能です。

XXLパイプやプロファイルをフルオートでコスト効率よく加工したいとお考えなら、 TruLaser Tube 7000 fiberとLoadMaster Tube(積載長:12.5 m)の組み合わせが最適です。この導入で最終製品に応じて柔軟性を高め、ブランクを最適な方法でネスティングし、素材を最適に活用することができます。LoadMaster Tubeは素材をフルオートでマシンに搬送します。12.5 m長の個別材料式コンベアシステムは、中間生産物や特殊プロファイルで特にメリットを発揮します。
プロセスの安全性及びオペレータサポート

シングルカッティングヘッド方式では、カッティングヘッドを交換せずに異なる材質や板厚をレーザ加工することができます。

スマートな機械: センサーにより、部品が正しく搬出されたかどうか検出されます。
新機能Condition Guideにより、一目見るだけで機械のステータスを常に把握することができます。信号システムにより、機械の切断性能に影響を与える重要な要素のステータスが表示されます。Condition Guideは必要に応じてメンテナンスを推奨します。履歴チャートを参照することにより、いつメンテナンスの必要が生じるか予測しやすくなります。このため、メンテナンス作業を効率的に計画できるようになります。
MobileControl Appは、標準操作パネルのユーザインタフェースをお使いのタブレットのタッチスクリーンに転送するため、いつでも簡単かつフレキシブルに機械の操作や制御を行うことができます。Appでは例えばパイプ保管庫など機械周辺の他の場所で作業中に、マシンデータの呼び出しやプログラムの交換を行うことができます。
ベローズ付きマグネットカップリングは、特にカッティングヘッドの衝突時に、カッティングヘッドが損傷及び汚れる可能性を阻止します。これにより、生産を短時間後に続行することが可能になります。
Dot Matrix Code機能により、標準化された工業用バーコードを迅速にプロセスの安全性を確保しながら部品にマーキングすることが可能になります。

ベルト台は人間工学に基づいた高さになっているため、パイプ及びチャンネル・アングルのアンロード時の負担が軽減されます。ベルト台は更に実用的な材料仮置き場としての役割も果たします。
加工安全性およびオペレータサポート

多くのTRUMPFマシンでは、独自のソフトウェアラインナップへの完全な統合が問題なく簡単に実現します。Oseonへの統合やモニタリング・分析ツールとのリンクなど、どの組み合わせにも適切なソリューションが用意されています。OPC UA規格に基づいている当社のインターフェースで、サードパーティのソフトウェアシステムとのリンクも可能です。
品質
パイプ内側は丸パイプのスパッタ保護機能で清潔に保てるため、後作業の手間を省くことができます。

手動設定は過去のもの: 制御メカニズムFocusLineは、レーザの焦点位置を一定に保ち、材料に合わせて自動調整します。

PierceLineにより、ピアシングプロセスが制御及び監視されます。材料が完全に分離されると、ピアシング工程はすぐに終了します。これにより加工精度が向上し、加工時間が短縮されます。

Programming Tube
3DソフトウェアProgramming Tubeを使用すれば、NCプログラムを迅速、簡単かつ直感的に作成することができます。プログラミング作業が楽になる優れた自動機構が備わったこのソフトウェアでは、柔軟なデータインポートと卓越した設計が可能です。ユーザーはサポートを受けながら段階的に進めていくことができます。

Oseon
板金加工に関連するすべてのプロセスがわずか1つのシステムで把握 制御可能:Oseonでは、お客様のワークフローを最適化し、生産の潜在能力を引き出すことができます。

ソフトウェア
顧客の問い合わせから製造された部品の納品に至るまで、TRUMPFのソフトウェアポートフォリオは製造プロセス全体を最適化します。TRUMPFは、ソフトウェアとマシン、サービスをインテリジェントに組み合わせ、顧客のスマートファクトリーのためにインダストリー4.0ソリューションをカスタマイズします。

ローディング
ローディングユニットLoadMaster Tubeでは、バンドルスペースにより原材料が自動供給されるため、セットアップ時間が大幅に短縮されます。開閉可能なコンベア軌道は、小ロット、中間生産物及び特殊プロファイルの場合に、その威力を特に発揮します。更にオプションとして、LoadMasterを機械の前面に配置することもできます。これにより、マテリアルフローに合わせてマシンのレイアウトを調整できます。

Tube Store(ストレージ接続)
パイプストレージとTruLaser Tube 7000 fiber間の最新ローディングオートメーションにより、フルオートで無人でもローディングが可能です。パイプはチルトリフトステーションでSTOPAパイプストレージから自動でローディングされます。ストレージから素材の入った指定カセットがコンベア装置に送られるようになっています。コンベア装置がLoadMaster Tubeに直接接続されているからこそ可能な仕組みです。
国によっては、この製品ラインナップと製品情報が異なる場合があります。技術、装備、価格及び提供アクセサリーは変更されることがあります。 現地担当者に問い合わせて、国内で製品を入手できるかどうかを確認してください。
脚注-
拡大仕様の値(オプション)
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Bei automatischem Beladen mit LoadMaster Tube 12,5 m beträgt das Gesamtgewicht max. 368 kg bzw. 30 kg/m. Bei manuellem Beladen beträgt das Gesamtgewicht max. 500 kg bzw. max. 40 kg/m.