ベベル切断を装備したTruLaser Tube 7000
XXLサイズのレーザパイプカッティング
フレキシブルなハイエンドマシンは幅広い部品ラインナップをカバーするため、レーザパイプカッティングにおいて、新たなアプリケーション範囲を開拓することができます。この機械は、軟鋼であれば直径254 mm、肉厚10 mmまでのパイプ及びプロファイルの切断が可能です。
軟鋼であれば、直径254 mmまで、肉厚10 mmまでの製品が加工可能です。
TruLaser Tube 7000にタッピングなどの後付けオプションを追加することもできます。
取出しステーションは完成品を可動式ベルト台、パレットケージ、又はコンテナにソートします。
オプションのベベル切断により、45°までの高品質な斜め切りが可能です。
最新センサーにより、加工プロセス全体を通してスムーズな手順を実現します。
TruFlowシリーズのCO2レーザ及び高品質の切断データは、どのようなカッティングにおいても最適な結果を実現します。
TruLaser Tube 7000
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丸パイプ | |
最大外径 | 204 mm |
最大外径(オプション) | 254 mm |
角パイププロファイル | |
最大辺長さと外接円直径 | 180 mm / 204 mm |
最大辺長さと外接円直径(オプション) | 220 mm / 254 mm |
自動ローディング用の最大素材長さ | |
LoadMaster Tube 6.5 m の場合 | 6500 mm |
LoadMaster Tube 9.2 m の場合 | 9200 mm 1 |
完成品長さ | |
アンローディングユニット 3 m | 3000 mm |
アンローディングユニット 3 m + 1.5 m | 4500 mm 1 |
アンローディングユニット 4.5 m | 4500 mm 1 |
アンローディングユニット 4.5 m + 1.5 m | 6000 mm 1 |
アンローディングユニット 6.5 m | 6500 mm 1 |
アンローディングユニット 6.5 m + 1.5 m | 8000 mm 1 |
加工品重量 | |
最大距離速度 (標準 / オプション) | 25 kg/m / 37.5 kg/m |
自動ローディング時の最大素材重量 | |
LoadMaster Tube 6.5 m あり | 150 kg |
LoadMaster Tube 6.5 m (オプション)あり | 225 kg |
LoadMaster Tube 9.2 m あり | 150 kg |
LoadMaster Tube 9.2 m (オプション)あり | 225 kg |
レーザー固有のデータ - TruFlow 2000 | |
最大レーザ出力 | 2000 W |
軟鋼最大板厚 | 8 mm |
ステンレススチール最大板厚 | 4 mm |
アルミニウム最大板厚 | 3 mm |
レーザー固有のデータ - TruFlow 2700 | |
最大レーザ出力 | 2700 W |
軟鋼最大板厚 | 10 mm 2 |
ステンレススチール最大板厚 | 5 mm |
アルミニウム最大板厚 | 4 mm |
レーザー固有のデータ - TruFlow 3600 | |
最大レーザ出力 | 3600 W |
軟鋼最大板厚 | 10 mm 2 |
ステンレススチール最大板厚 | 6 mm |
アルミニウム最大板厚 | 5 mm |
消費値 - TruFlow 2000 | |
生産時の電力消費量平均 | 20 kW |
消費値 - TruFlow 2700 | |
生産時の電力消費量平均 | 23 kW |
消費値 - TruFlow 3600 | |
生産時の電力消費量平均 | 26 kW |
ダウンロード形式で用意された全製品バリエーションの技術データ。
オプション機能を使用してTruLaser Tube 7000をお客様のニーズに合わせることができます。
自律性
Smart Profile Detectionにより、取り扱いが難しいジオメトリのパイプも自動でロードすることができます。
SeamLine Tubeは溶接シーム又はマークを識別して、それぞれのパイプの位置と方向を機械に正確に合わせます。パイプの内側をスキャンする機能を選択することも可能です。

フレキシブルな取出しステーションは完成品を可動式ベルト台、パレットケージ、又はコンテナにソートします。ベルト台は人間工学に基づいた高さになっているため、パイプ及びLアングル、Cチャンネルのアンロード時の負担が軽減されます。ベルト台は更に実用的な材料仮置き場としての役割も果たします。
加工対象の拡大

45°までの高品質な斜面が製造可能です。
TruLaser Tube 7000にタッピングなどの後付けオプションを追加することもできます。その場合、規格化されたツールアダプタには様々なタッピング用ツールを収容できるため、自由に選択可能です。
プロセスの安全性及びオペレータサポート

シングルカッティングヘッド方式では、カッティングヘッドを交換せずに異なる材質や厚さをレーザ加工することができます。

スマートなマシン: センサーにより、製品が正しく搬出されたことが検出されます。
MobileControl Appは、標準操作パネルのユーザインタフェースをお使いのタブレットのタッチスクリーンに転送するため、いつでも簡単かつフレキシブルに機械の操作や制御を行うことができます。Appでは例えばパイプ保管庫など機械周辺の他の場所で作業中に、マシンデータの呼び出しやプログラムの交換を行うことができます。
ベローズ付きマグネットカップリングはカッティングヘッドを保護します。衝突時にカッティングヘッドが外に逸れるため、構造的損害が回避されます。同ヘッドはその後、手動で再び開始位置に動かすことができます。これにより、生産を短時間後に続行することが可能になります。
標準化された2D工業用バーコードが、迅速にプロセスの安全性を確保しながらレーザで部品にマーキングされます。
ベルト台は人間工学に基づいた高さになっているため、パイプ及びチャンネル・アングルのアンロード時の負担が軽減されます。ベルト台は更に実用的な材料仮置き場としての役割も果たします。
品質

手動設定は過去のもの: 制御メカニズムFocusLineは、レーザの焦点位置を一定に保ち材料に合わせて自動調整します。

PierceLineにより、ピアシングプロセスが制御及び監視されます。材料が完全に分離されると、ピアシング工程はすぐに終了します。これにより結果の精度が向上し、加工時間が短縮されます。

スパッターガード装置がパイプの内側を汚れから保護するため、後処理が軽減されることになります。

TruTops Tube
パイプデザインが複雑であっても極めて効率的で迅速な加工を可能にするTruTops Tubeは、製造時の高い安全性と精度を保証する3D設計モジュールを内蔵したソフトウェアです。

TruTops Monitor
製造現場の全ワークステーションでの停止、エラーメッセージ、異常原因及びメンテナンス時間などの機械データが集計されて分析されます。停止又は異常が発生した場合には、TruTops Monitorから原因に関する情報が即座に提供されるため、オペレータは素早く対応することができます。

ソフトウェア
幅広いTruTopsソフトウェアポートフォリオは、製造プロセス全体を通してお客様をサポートします。受注や購買の管理から完成品の出荷に至るまで、業務プロセスを簡単かつ的確に制御できます。また機械コントローラと直接リンクされているため、ジョブステータスを常に把握することができます。

ローディング
ローディングユニットLoadMaster Tubeにより、セットアップ時間が最低限に抑えられます。その理由は、実用的なバンドルスペースにより原材料が自動供給されるためです。また、部品数が少ない場合、中間生産物並びに特殊プロファイルに特に適した開閉可能なコンベア軌道が備わっているため、ロット数が1であっても効率的な作業が可能です。更にオプションとして、LoadMasterを機械の前面に配置することもできます。これにより、機械のレイアウトを材料の流れに適合することが可能になります。
国によっては、この製品ラインナップと製品情報が異なる場合があります。技術、装備、価格及び提供アクセサリーは変更されることがあります。 現地担当者に問い合わせて、国内で製品を入手できるかどうかを確認してください。
脚注- 拡大仕様の値(オプション)
- PierceLine(オプション)あり