特許取得済みのデルタドライブでは、パンチングヘッドが初めてドライブで前後移動、つまり「飛行」できるようになったため、シートと受け台がY軸で移動する必要がなくなります。
経済的なコンパクトマシン
TruMatic 1000 fiberは、穴を打抜き、曲げ面を曲げ、タップを成形するレーザ機械です。同機は世界最小のパンチレーザ複合加工機です。TruMatic 1000 fiberは、トータルソリューションとして提供されていますが、パンチングマシンのエントリーモデルTruPunch 1000をまず導入し、そこから徐々にパンチレーザ複合加工機に拡張していくことも可能です。パーツ仕分け用のインテリジェントソリューション、そして自動モードの魅力を発見してください。
TruMaticマシンでは、パンチ/レーザ加工のあらゆる利点を享受することができます。
デルタドライブにより、シートと受け台がY軸で移動する必要がなくなります。
頑丈な汎用レーザTruDiskは、非鉄重金属でも生産性の高い切断を実現します。
この世界最小のパンチレーザ複合加工機は、先代モデルと比較して24 %のサイズダウンに成功しました。
レーザ切断された小パーツをプロセス安全性を確保しながら取り出して、加工済みパーツコンテナに搬出します。
SheetMaster Compactはプロセス安全性を確保しながらローディング/アンローディングを行います。
TruMatic 1000 fiber中サイズ
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TruMatic 1000 fiber大型サイズ
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寸法 | ||
幅 | 6935 mm 1 | 8082 mm 1 |
深さ | 6281 mm 1 | 7780 mm 1 |
高さ | 2207 mm 1 | 2195 mm 1 |
最大ストローク率 | ||
パンチング (E = 1 mm) | 600 1/min | 600 1/min |
マーキング | 1000 1/min | 1000 1/min |
作業範囲 | ||
X軸パンチモード | 2500 mm | 3000 mm |
Y軸パンチモード | 1250 mm | 1500 mm |
X軸レーザモード | 2500 mm | 3000 mm |
Y軸レーザモード | 1250 mm | 1500 mm |
X軸組合せ選択 | 2035 mm | 2535 mm |
Y軸組合せ選択 | 1250 mm | 1500 mm |
最大板厚 | 6.4 mm | 6.4 mm |
最大加工品重量 | 150 kg | 230 kg |
最大加圧力 | 165 kN | 165 kN |
ツール | ||
MultiToolの金型交換時間 | 2.4 s | 2.4 s |
ツール/クランプの個数 | 17 個 / 3 個 | 21 個 / 3 個 |
レーザー固有のデータ - TruDisk 3001 | ||
最大レーザ出力 | 3000 W | 3000 W |
軟鋼最大板厚 | 6 mm | 6 mm |
ステンレススチール最大板厚 | 6 mm | 6 mm |
アルミニウム最大板厚 | 5 mm | 5 mm |
銅の最大板厚 | 6 mm | 6 mm |
ブラス最大板厚 | 6 mm | 6 mm |
部品放電 | ||
最大パーツサイズ パンチングの固定式シュータ (移動テーブル付き) | 180 mm x 180 mm | 180 mm x 180 mm |
最大製品サイズ、レーザのパーツフラップ | 400 mm x 600 mm | 400 mm x 600 mm |
消費値 | ||
生産時の電力消費量平均 - TruDisk 3001 | 9 kW | 9 kW |
自動スイッチオフアクティブ - TruDisk 3001 | 0.6 kW | 0.6 kW |
ダウンロード形式で用意された全製品バリエーションの技術データ。
多数の革新的なソリューションと機能を備えたTruMatic 1000 fiberは、パンチレーザ複合加工における完璧なエントリーモデルです。

デルタドライブはパンチとダイを分離して、新しいパンチングアプリケーションを可能にします。パンチレーザモードのハイライトの一つには、プロセス安全性を確保したレーザ切断小パーツの取り出しがあります。上型が位置をわずかにずらしてパンチすると、小パーツはダイを通って残材コンテナに落下するのではなく、用意されているボックスにパーツシュータを介して滑り落ちます。

この機械はサイズが180 mm x 180 mmまでのパーツを自動的にソートします。加工済みパーツはシュータを介して中間バッファに到達します。機械の下には4種類のボックスがあります。中間バッファは正しいボックスに移動して、パーツをその中に投入します。

要件に応じて、ブラシテーブルまたはローラテーブルから適切な方を選択することができます。
この機能はツール交換前に、実際にシートに穴が打ち抜かれたかどうかを点検します。それにより機械はパンチ破損の可能性を早期に検出し、この情報をオペレータに転送することができます。こうして特に夜間や週末シフトの間、スマートパンチモニタリング機能により不良品を回避することができます。
大型のパーツフラップを通って取り出されるパーツは、コンベヤによって箱に搬送することができます。
パンチくずはチップコンベヤによりコンテナに自動的に搬送されます。
機械をレーザネットワーク内で稼働させる場合には、レーザに出力を追加装備することが可能です。レーザネットワークではTruDiskが複数のTRUMPFマシンに出力を供給します。

TruTops Boost
レーザ加工機、パンチ加工機及びパンチレーザ複合機を、オールインワン3DソリューションであるTruTops Boostでインテリジェントに設計し、プログラミングすることができます。多数の自動機構により時間のかかるルーティン作業が不要になり、ネスティングの共同利用により時間と材料が節約されます。それに加えて、全生産ジョブとジョブに基づいた作業を常に把握することができます。

Performance Cockpit
機械に関する透明性が新たなレベルに到達します。ウェブベースのPerformance Cockpitにより、機械生産性、使用した材料/ツール、並びに作成した製造プログラムについての重要な指数を常に把握することができます。

ソフトウェア
幅広いTruTopsソフトウェアポートフォリオは、製造プロセス全体を通してお客様をサポートします。受注や購買の管理から完成品の出荷に至るまで、業務プロセスを簡単かつ的確に制御できます。また機械コントローラと直接リンクされているため、ジョブステータスを常に把握することができます。

ツールアダプタには最大10個のインサートを収容できるため、特に小型パンチを複数施す際にパンチングマシン又はパンチレーザ複合加工機の生産性が向上します。

最長55 mmまでの様々な長さの90°曲げ加工: MultiBendを使用した加工では、曲げ加工機での追加作業工程が不要になります。

プロセス安全性を確保したレーザ切断小パーツの取り出しと、加工済みパーツと残材の分離を同時に実現できます。

TRUMPFは本市場において、世界で最も多くのパンチングツールを提供しています。あらゆるパンチング及び成形アプリケーションに適したソリューションをご用意しています。
当社の自動化ソリューションによりお客様の手順が明確になります。従業員は主要業務に集中することができ、信頼性の高いサプライヤーとして顧客から評価されるようにもなります。作業がより効率的になり経済面での余裕が生まれます。

ロード + アンロード
SheetMaster Compactは、プロセスの安全性を確保しながらシートをロードし、マイクロジョイントシートと残材をアンロードします。その結果、機械は必要に応じて全自動で稼働することになり、ローディング能力は最大3 tに達します。これにより生産性が向上するだけでなく、オペレータの負担も軽減されます。

ソート
SortMaster Compactは、パンチ・レーザー複合加工機上のパーツを全自動で取り出して仕分けします。真空サクションカップが個別に制御可能であるため、特にパーツが小型で複雑な場合に、最適な取り出しが実現します。設置面はごくわずかであり、それ以外のスペースは不要です。
国によっては、この製品ラインナップと製品情報が異なる場合があります。技術、装備、価格及び提供アクセサリーは変更されることがあります。 現地担当者に問い合わせて、国内で製品を入手できるかどうかを確認してください。
脚注- 寸法は目安の寸法で、各設置図に記載されている寸法が適用されます。