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コーポレートガバナンス

コンプライアンス

コンプライアンスとは、法的規則や社内規定を守ることです。TRUMPFの企業文化を形成し、私たちの日々の行動指針となっている当社のコンプライアンスをご紹介します。 

コンプライアンスへの対応

ビジネスパートナーからの信頼も、従業員からの信頼も、そして社会からの信頼も、私たちにとってどれも重要なことです。  この信頼は取締役会から経営陣、従業員に至るまで、私たち一人ひとりの行動で決まります。私たちの行動はそのため、法律と倫理基準の遵守により成り立っています。 

私たちには、頼れる価値観の羅針盤、行動規範があります。

当社の行動規範は、日常生活や特に重要な場面で、私たちに指針を示してくれます。この行動規範が法令の遵守と責任ある行動を取るうえで私たちをサポートします。 

私たちは制度を整備し、コンプライアンスに取り組んでいます。

当社のコンプライアンス管理制度には、TRUMPFグループ内のコンプライアンス行動を推進し、法的違反を回避することを目的とした、TRUMPFのあらゆる構造、プロセス、手段・措置が含まれます。  

私たちはしっかり組織立てられたチームを頼りにしています。

私たちのコンプライアンス組織体制を支えているのは多くのブレーンです。そのブレーンは皆、法的要求事項の遵守に対処し、担当者としていつでも連絡を受けられるようにしています。  

私たちはコンプライアンスに透明性をもって対応しています。

私たちはコンプライアンスに関連するあらゆるデータやインシデントを記録し、評価し、個々のケースで対応し、あるいは全体として改善を導き出しています。   

コンプライアンスは態度の問題です。正しい態度をとる人は、誠実に行動します。

クリスティアン グレーガー
最高法務責任者兼チーフコンプライアンスオフィサー兼人権責任者

コンプライアンスに関する質問または秘密情報の提供を希望される方は、当社までお問い合わせください。個別でも匿名でも構いません。

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TRUMPFコンプライアンスの実践方法

TRUMPFグループ全体で、コンプライアンス管理制度(CMS)を運用しています。TRUMPFのコンプライアンス行動を推進し、法的違反を回避することを目的とした、あらゆる構造、プロセス、手段・措置がこれに含まれます。当社の経営陣と従業員が、日々の業務の中で正しい行動をとるよう啓発し、その能力を与えるものです。  

当社のコンプライアンス管理制度は、相互に関連する6つのモジュールで構成されています。 

コンプライアンス文化 ― 私たちのコンプライアンス実践

当社のコンプライアンス文化は、TRUMPFのコンプライアンスの原点であり、目標でもあります。このコンプライアンス文化は、当社の取締役会が定義し、経営陣や従業員の姿勢・行動により形成されています。コンプライアンス文化の中心的要素は、当社の行動規範です。 

コンプライアンスプログラム ― 私たちのコンプライアンス管理

私たちは、コンプライアンスプログラムを通じて、TRUMPFグループ全体のコンプライアンスのグローバルな実践を管理・統制しています。プログラムは主に、TRUMPFコンプライアンスガイドラインと、下位ガイドラインであるエンタテイメントガイドライン(腐敗防止のためのガイドライン)で構成されています。 

コンプライアンス組織体制 ― TRUMPFにおけるコンプライアンスの位置づけ

コンプライアンス組織体制で、私たちは明確な責任と担当者を決めています。これにより、私たちは全従業員にコンプライアンスに関する重要な情報を周知し、従業員が法的要件を守れるよう予防措置を講じています。 

コンプライアンスコミュニケーション ― 誰が誰に報告するのか

コンプライアンスコミュニケーションは、積極的な啓発に加えて、寄せられる声に耳を傾けることで、コンプライアンスリスクを早期に発見し、回避できるようにします。経営陣や従業員向けのeラーニングや対面式トレーニングの提供、デジタル版ニュースレターの配信、内部告発保護制度の利用などが例に挙げられます。  

コンプライアンスモニタリング ― コンプライアンス活動の有効性の確認方法

コンプライアンスモニタリングは、コンプライアンスに関連するあらゆるデータを収集し、評価しています。この評価内容が、TRUMPFの取締役会と監査役会への定期報告の基礎情報となります。 

コンプライアンスの目標 ― 私たちが目標を設定する訳

事業年度ごとに、中央コンプライアンスチームは、チーフコンプライアンスオフィサーと協議し、目標を設定します。そして事業年度末には、目標と達成結果を比較し、新たな目標を導き出します。  

当社のコンプライアンス文化の基礎となる行動規範

金属製地球儀の周りにいる人々

TRUMPF行動規範は、企業理念から派生しており、当社の事業活動の指針となる価値観と原則について記載されています。腐敗防止、データ保護、公正な競争といったテーマで、私たちは自身の位置づけをしています。 

そこで策定された包括的行動原則は、商取引の倫理的に問題のない行動に関してTRUMPFが遵守しなければならない基本規則をまとめています。 

  • 私たちは法律に従い行動します。 

  • 私たちは社会的責任を果たします。 

  • 私たちは常にインテグリティをもって行動します。 

当社のコンプライアンス組織体制

コンプライアンスリスクにどのように対応するべきか?コンプライアンスリスクの発生そのものを防ぐにはどのようにすればよいか?これらは、チーフコンプライアンスオフィサーが、ディッツィンゲンのコンプライアンスチームや世界中のコンプライアンスネットワークと共に取り組んでいる、大きな二つのテーマです。このようにして、コンプライアンスマネジメントシステムを全ての事業分野及び現地法人に移行することを保証し、各地の責任者と定期的にコミュニケーションをとりながら、共同でソリューションを導き出しています。 

取締役会

取締役会がTRUMPFグループのコンプライアンスに対する全体的な責任を負っています。 

チーフコンプライアンスオフィサー

グローバルコンプライアンス組織体制は、チーフコンプライアンスオフィサー(CCO)が統括しています。CCOはTRUMPFグループの取締役会と監査役会に最新の状況を報告する役回りです。CCOとコンプライアンスチームは、コンプライアンスインシデントが発生した際の初期対応にも責任を負っています。 

コンプライアンス委員会

コンプライアンス委員会は、CCOに助言を行い、コンプライアンス管理制度を発展させ、重大なコンプライアンス疑惑事案が発生した場合に決定を下す組織です。委員会は、CCOのほか、グループHRや法務、財務といった様々な部門の長で構成されています。

ディッツィンゲンの中央コンプライアンスチーム

コンプライアンスチームは、コンプライアンスに関連するあらゆることでCCOをサポートします。コンプライアンスが疑われる事案の通報に対する解明や処理では、中央コンプライアンスチームが主導することになります。 

現地法人のコンプライアンスオフィサー

グローバルにネットワークでつながっている組織のために、現地法人でも、現地コンプライアンスオフィサーが設置されています。現地コンプライアンスオフィサーは、現地法人でのTRUMPFコンプライアンス管理制度の運用を統括し、現場で最初の窓口となる担当者です。現地コンプライアンスオフィサーは、コンプライアンス違反を中央コンプライアンスチームに報告し、事案の処理をサポートします。

当社のコンプライアンスモニタリング

TRUMPFは、コンプライアンスモニタリングにより、コンプライアンス活動から得られるあらゆるデータを収集しています。そこから、個別事例への対応やコンプライアンス管理制度の抜本的整備に、行動や改善の提案を導き出します。  

コンプライアンス委員会の開催
事業年度ごと
現地コンプライアンスオフィサー
世界中
現地コンプライアンスオフィサーとの四半期ごとの電話会議
事業年度ごと

お客様向け情報

椅子と備品がいくつか載っているテーブルがある会議室
監査役会

監査役会は、会社の経営に関して取締役会に助言しています。この委員会については、こちらより詳細をご覧いただけます。

取締役会

TRUMPFは国際的に活躍する家族経営企業です。持株会社の取締役会会員をご紹介します。

ドイツ・ディッツィンゲンにあるTRUMPFの本社屋
企業プロフィール

当社の企業プロフィールでは、数字、データ、動画を利用して、TRUMPFグループに関する情報を簡潔にご紹介しています。

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