Corivaを使ったリアルタイム位置測位

「Real Time Locating Systems（RTLS：リアルタイム位置測位システム）」を使用すれば、物体の位置のリアルタイム追跡に加えて、無人搬送システム（AGVS）や無人搬送車（AGV）などの新しいアプリケーションが実現可能になります。ただし、位置測位ソリューションはクローズドシステムとして独自に提供されることが多いため、他のソリューションと相互運用することができません。ですが、TRUMPFでは違います。当社のハードウェア、ソフトウェア、コンサルティング、サービスを活用することにより、インテグレーターやインフラプロバイダーは、世界初のオープンな位置情報規格「omlox」に基づくリアルタイム位置情報の柔軟なコンプリートソリューションを提供していただけます。

omloxコアゾーン内で、CorivaがTRUMPFの最新RTLS設備のソリューションモジュールとして機能し、固定設置されたCorivaSatellitesとモバイルCorivaTagsの通信、高性能かつ柔軟なローカリゼーションソフトウェアCorivaEngineによる測位データの計算、アプリケーションへのアクセスが可能です。前衛的かつ透明性の高いモノの流れとロジスティクスを切り拓くことができます。

当社製品

CorivaEngine

CorivaEngineは、omlox core zone用の汎用型RTLS位置測位ソフトウェアです。ロバストかつ高精度な超広帯域（UWB：Ultra-Wideband）テクノロジーを利用して、信頼性の非常に高い位置測位がリアルタイムで実現します。オープンなRTLS規格「omlox」では、様々なメーカーの互換性のあるRTLSデバイスとのシームレスな相互接続が実現し、最大限の投資安全性が保証されます。

CorivaSatellite

CorivaSatelliteは、インフラストラクチャーベースの位置測位を可能にするomlox core zoneの高性能サテライトです。ロバストかつ高精度な超広帯域（UWB）テクノロジーを利用して、信頼性の高い位置測位がリアルタイムで実現します。簡単に天井や壁に吊り下げられるこのサテライトは、ブループリントやプリント基板、あるいは完全なUWBサテライトとして販売可能です。

認証済のローカライズハードウェア

omloxコアゾーンでは、タグ、無人搬送システムやセンサーなどの UWB互換デバイスからのローカリゼーション情報を統括された座標システムで測位できます。TRUMPFでは完全なタグの他、そのタグの電子機器（PCB）や開発中のブループリントのいずれも取り揃えています。

統合アドバイス

TRUMPFはomlox互換のRTLSソリューションの開発で、インテグレーターとインフラプロバイダーをサポートしています。当社では、お客様のエンドユーザーソリューションの開発で、的確な専門知識を基に、インテグレーターとインフラプロバイダーに提案を差し上げています。さらにRTLSのユースケースの開発、サービスの設定、販売体制、エンドユーザートレーニングもサポートしています。