シカゴのTRUMPFスマートファクトリー

スマートファクトリーは板金部品の受注から設計、そして製造と出荷に至るまで、「板金プロセスチェーン」全体をインテリジェントに結び合わせます。

シカゴはスマートファクトリーにとって打って付けの拠点です。米国の板金加工業者の約40パーセントが、直接隣接している州に所在しています。

長さ55 mの生産棟には連結された板金加工ラインと高層倉庫があります。この高層倉庫は心臓部として、接続されている工作機械に材料を供給します。

ネットワーク化された工場の事務所建築には、コールテン鋼とガラスに加えてベイマツが使用されました。

建築設計の責任者は、ベルリンのバルコウ・ライビンガー建築事務所でした。

製造ラインは、実際の生産プロセス全体が実行可能になるように構築されています。

TRUMPFグループはこの新拠点により、米国での存在感を戦略的に重要な地域で高めることができました。

建物の外観では、深紅の赤錆が印象的なコールテン鋼製のカバーパネルが粗削りな雰囲気を醸し出しているため、工業的な特徴と風格のある佇まいがはっきりと表現されています。

当面は約30人の従業員が、TRUMPFのシカゴ拠点にある開放的で最新の労働環境の中で働きます。

スカイウォークは自己支持型のスチール製天井構造の一部であり、アトランタに拠点を置く当社のお客様に製造して頂いたものです。