2026年6月30日に決算日を迎えた2025/26事業年度において、 TRUMPFグループでは受注額増を達成し、前年度より大幅に高い利益を上げています。これは明るい知らせであり、来年度に向けて士気が高まっています!
受注額は、2025年度(42億ユーロ)比7パーセント増の45億ユーロとなっていますが、売上高は、事業年度当初に景気がまだ冷え込んでいたことを受けて、前年度の水準を若干上回る43億ユーロにとどまっています。その一方で、特に利益が大幅に増加し、前年度の5900万ユーロをはるかに上回る4億7600万ユーロを達成しています。EBIT利益率は1.4パーセントから著しく向上し、11.0パーセントを記録しています。
この非常に良好な業績には、自社ポートフォリオをスリム化したのと同時に、収益性の高い製品と事業分野に集中したことが貢献しています。また、徹底的なコスト削減もプラスに働いています。グループとして一丸となって努力したことで、6億ユーロ以上のコスト削減に成功しています。ただし、過去12か月間は従業員にとって、「チャレンジング」などの陳腐な言葉では表現できない辛い時期でもありました。特に大きな理由として、世界中で人員を削減する必要に迫られたからです。ですが、当社は危機管理プログラム「Koyer」を通して、必要な安定性と行動能力を取り戻しました。これは大きな成功であり、企業として誇りに思っています!
地政学的な環境条件が厳しい状況下で、TRUMPFは極めて革新的な企業であり続けており、成長戦略の中で新しい道を進んでいます。その一部である半導体事業分野が、この年次報告書の主題になっています。世界中のパートナーと共にTRUMPFが活動している半導体市場は、当社の主要な成長要因になっています。AIや新しいビジネスモデルアイデアがもてはやされる中で、時によっては見過ごされることもあるのですが、スマートフォン、データセンターや移動体通信ネットワークでチップが正常に機能するには、卓越したハードウェアも不可欠なのです。TRUMPFは未来のデジタル化の「イネーブラー」として、この動向をリードしていると自負しています。
本報告書をご一読いただければ幸いです。現在世界は様々な問題に直面していますが、皆様に神のご加護があらんことをお祈り申し上げます。
ニコラ・ライビンガー = カミュラー
