ライプハイムに拠点を置くWanzlは、ショッピングカート、キャリーカートや手荷物カートなどを製造しています。スーパーマーケット、ガーデンセンター、家具屋や空港などの場所を問わず、ユーザーは洗練されたデザインに加えて高い品質を特に求めています。カール＝ハインツ・ホーン工場長は、「マシンが必要になる主な場面は、最適な溶接接合が保証される外形切断です」と説明しています。以前はパンチ加工又は切削加工でパイプの外形を生み出していました。「でもそれには技術的にかなり制限がありましたし、手間とコストもかかっていました」とホーン部長は付け加えています。2014年8月以降、Wanzlでは上記の作業用にTruLaser Tube 7000を使用しています。最高の加工品質が得られるこのマシンでは、柔軟性も大きな魅力になっています。TruLaser Tube 7000ではツールなしの加工が可能であるため、それを使用して様々な材料とモデルバリエーションを中断なしで瞬時に加工することができます。
シュヴァーベン地方のライプハイムに拠点を置くWanzlは、ドイツの隠れたトップ企業の一社であり、小売店、産業界や空港向けにショッピングカート、キャリーカートや手荷物カートなどを製造しています。Wanzlの製品では革新的な機能とデザインに加えて、日々の使用に相当なレベルで耐えられる高い品質も保証されています。
課題
ライプハイムに拠点を置くWanzlは、洗練されたキャリーカートを何種類も製造しています。カール＝ハインツ・ホーン工場長の説明によれば、「標準仕様を連続生産することはほとんどなく、その代わりに多数のプロジェクトを処理しています。それは毎日最大100種類の生産オーダーを意味します」とのことです。ショッピングカート、キャリーカートと手荷物カートには相当な負荷に耐えられることだけでなく、見た目が洗練されていることも求められています。Wanzlでは最適な溶接接合が保証される外形切断を行うための解決策を探していましたが、そこでは幅広い製品バリエーションに対応できることも条件になっていました。
解決策
全自動パイプ切断レーザ加工機TruLaser Tube 7000は、ごくわずかな非生産時間で生産し、外接円直径が最大254 mm、肉厚が最大8 mmのパイプとプロファイルを切断します。
実行
この設備の長所は、切断品質が最高であることに加えて柔軟性も高いことにあります。ツールなしの加工が可能であるため、様々な材料とモデルバリエーションを瞬時に加工することができます。約300台のキャリーカートに相当する部品数が毎日生産可能であり、Wanzlには大きなメリットがもたらされています。
展望
Wanzlはそれぞれのニーズに合わせて適切な搬送器具を提供しており、瞬時に新しいモデルや材料に切り替えることができるようになっています。
画像出典: Wanzl Metallwarenfabrik GmbH
