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Ramona Hönl

Blechexpo:自動曲げ加工に注力しているTRUMPF

T RUMPFは、シュトゥットガルトで10月21日から24日にかけて開催されるBlechexpoで、板金加工業者にとって曲げプロセスの効率と経済性の大幅な向上につながる新しいソリューションを披露します。TRUMPF工作機械部門CEOシュテファン・マイヤーが、そのハイライトをビデオメッセージで紹介しています。

板金加工業者にとって、曲げプロセスには生産性向上の可能性が膨大に潜んでいます。現在世界中で自動稼働している曲げ加工機の割合は、全体の約10パーセントにすぎません。この分野での新規機能の開発は、効率の大幅な向上を可能にしており、TRUMPFのソリューションはそこに着目しています。 そしてデジタル化、オートメーション、AIベースのプログラミングを導入して、曲げ加工での生産性を一段上の水準にレベルアップしています。




TruBend 3000:リードタイムが40パーセント短縮

TRUMPFブースでのハイライトのひとつが、新世代の曲げ加工機TruBend 3000です。加工作業を極めて迅速かつ正確に行うこのマシンでは、プログラミングが簡単で、エネルギーが節約されます。プレミアムシリーズTruBend 5000で既に実績を残している各種のテクノロジーが搭載されており、先代モデルと比較してリードタイムを40パーセント短縮し、パーツ精度を高めることが可能になります。

Flex Cell:AIプログラミングを備えた移動型曲げセル

また、TRUMPFは移動型曲げセル「Flex Cell」をソフトウェアTecZone Bendとの組み合わせで披露します。このAIベースのソフトウェアが、ロボットとマシンのプログラミングを受け持つことで、所要時間が最大2時間から数秒に短縮されます。それに加えて、TRUMPFはロボットと曲げ加工機の連携も最適化しています。そのため、ユーザーにとっては各曲げ加工当たりの時間が30パーセント節約されます。

TruBend Center 7030:速度が30パーセントアップ

新型パネルベンダーTruBend Center 7030も、TRUMPFブースでのハイライトに数えられます。同機では、加工速度が先代モデルよりも30パーセント高まっています。それが可能になっている理由は、オートメーション装置が部品を取り扱う位置が、先代モデルよりも曲げ線に大幅に近くなっているためです。そのためユーザーにとっては、特に複数の曲げ加工を行う場合に時間が著しく節約されます。

生産コストの削減に貢献するファイバーレーザ

TRUMPFがBlechexpoで紹介するマシンには、どれにも最新世代のファイバーレーザが装備されています。据付面積が小さくなっているため、マシンの小型化が可能になっています。また、ファイバーレーザは非常に省エネでローメンテナンスであるため、ユーザーのランニングコストが削減します。

作成日 2025/10/02
その他参考情報
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