TruMark 3330
長寿命UVレーザ
TruMark 3330
TruMark 3330の魅力は、寿命が極めて長いことにあります。多種多様な材料の加工に最適であり、添加物なしのプラスチックにも、熱に弱い材料や防炎素材にも対応可能です。焦点位置をずらすことができるため、加工品の複数の階層に、レーザヘッドを動かすことなくマーキングを施すことができます。
TruMark 3330の特色
TruMark 3330の内部にあるUV結晶は、競合製品のものよりも大きくなっています。また、TRUMPFが開発した「Micro Mover」モーターがこの結晶を巧みに動かすことで、レーザが毎回異なる位置に当たるようになっています。これらの特長が、長い寿命と使用期間というメリットにつながっています。
光ファイバーケーブルが差し込み式のTruMark 3330は、どの生産ラインにもプラグアンドプレイで簡単に統合し、交換することができます。そのため、マシンのダウンタイムが最低限に抑えられます。
TruMark 3330では、加工時に発生する熱が赤外線レーザ装置の場合よりも低く抑えられます。そのため、材料に亀裂やバリが発生する危険が最低限に抑えられ、医療技術などの注意を要する分野で使用して、デリケートであるか防炎性のプラスチックやガラスを加工することが可能になります。
特有の要件を満たしながら即座に使用可能なシステムをお探しの方にお勧めのTruMark 3330には、インターフェース、スキャナー、ソフトウェアや耐レーザハウジングなどの重要なコンポーネントがすべて含まれており、上位制御装置に統合することができます。
その他のメリット
-
PLeの安全性と信頼性
TruMark 3330は、最高の安全段階パフォーマンスレベルe(PLe)を満たしています。冗長性のあるセーフティシステムと素早いエラー検出により、レーザで追加措置を講じることなく、生産現場での安全性が高まります。 -
カスタマイズ型操作
TruTops Markモジュールインターフェース(TTM-MI)を使用して、レーザのソフトウェアをニーズに合わせて調整することができます。そして、レーザを生産現場のシステムに、例えばデータベースにシームレスに接続することが可能です。
TruMark 3330の用途
生産ラインで取り扱う材料は、プラスチックや非鉄重金属など多岐にわたります。短いレーザ波長を特長とするTruMark 3330なら、例えば半導体・エレクトロニクス業界や医療技術分野の製品で、材料をいたわりながら多種多様な素材に正確なマーキングを施し、切断することができます。
コントラストの強いデイ&ナイトデザイン
コントラストの強いデイ&ナイトデザイン
例えば自動車業界のコンポーネントで、多層プラスチックに日中も夜間も良く読み取れるマーキングを施すには、一番上にある透光性フィルムの一部を剥離する必要があります。
TruMark 3330を使用すれば、マーキング外の領域やその下にある層を損傷することなく、層の特定の領域を正確に除去することができます。
防炎性プラスチックへのマーキング
防炎性プラスチックへのマーキング
防炎性プラスチックへのマーキングは、マーキング分野で一般的に使用されている赤外波長では困難であり、通常は表面に悪影響が及んでしまいます。
TruMark 3330では、光子のエネルギーが高い紫外波長を使用しています。そのため、多種多様なプラスチックにエッジが極めて鮮明なマーキングを施すことが可能であり、素材表面の滑らかさが維持されます。
プラスチックの素早い発泡
プラスチックの素早い発泡
発砲によりプラスチックに短時間内にマーキングを施せるレーザが、例えばエレクトロニクス業界のサーキットブレーカーで必要になっています。
TruMark 3330なら、プラスチックを素早く正確に加熱して発砲させることができ、そこで発生した気泡が冷める際に包み込まれ、入射光を拡散反射するようになります。これにより、加工品上に白っぽいコントラストが生み出されます。
すべてがTRUMPFから提供されるワンシステム
レーザだけではソリューションにはなりません。高精度の光学系、インテリジェントなセンサー、ニーズにピタリと合うサービスを組み合わせて初めて、用途を実現して確実なプロセスを可能にするシステムが生み出されます。TRUMPFをパートナーにすれば、テクノロジーだけでなく、確かな加工結果ももたらされ、生産現場が飛躍的にレベルアップし、成果が長期的に得られ、投資する価値のあるソリューションが提供されることになります。
設備の稼働率を最大限に高めるサービス
中断のない生産に貢献一覧
ダウンタイムは最低限に抑えなければなりません。生産が停止すると、時間とコストがかかり、最悪の場合には顧客喪失にもつながってしまいます。当社は洗練されたサービスでお客様をサポートして、レーザとレーザ装置が使用可能な状態を常に維持できるようにしています。それには、先を見越した状態監視、緊急時の素早いサポート、計算可能な固定料金での個別サービスパッケージが含まれており、お客様のニーズにピタリと合わせてカスタマイズすることが可能です。
技術カスタマーサービス
生産拠点の場所を問わず、万が一の事態に陥った場合には、当社のサービスエンジニアがお客様を素早くサポートします。当社のエンジニアはトレーニングを定期的に受けているほか、メーカーの確かなノウハウと優れた専門知識も有しており、お客様のレーザとレーザ装置をすぐに再び使用可能な状態にします。
リモートサポート
1分1秒を争う故障時に、TRUMPFのリモートサポートを利用すれば、当社のエキスパートから安全なリモートアクセスを介してすぐにサポートを受けることができます。サービスエンジニアが移動する必要も、その到着を待つ必要もありません。
純正スペアパーツ
TRUMPF純正パーツは、ご使用中のレーザおよびレーザ装置と完璧に調和が取れており、世界中で入手可能で、緊急時にすぐにお手元に届きます。最大限の性能が発揮され、ダウンタイムが最低限に抑えられるため、安心して長期的に投資することができます。
パフォーマンスを最適化するサービス
最大限の性能が発揮されるように一覧
生産設備が持つ能力をより一層活用しようとしても、不明瞭なデータ、複雑な要件や予期せぬエラーが原因で、生産量が伸びないことが少なくありません。 この課題の克服に役立つ当社のソリューションでは、体系的なデータ管理、それぞれの状況に応じたアプリケーションサポート、トレーニングやAIベースのプロセス最適化が提供されています。これを利用すれば、工程が改善され、ミスが減り、新しい課題により柔軟に対応できるようになります。
トレーニングと研修
操作、プログラミング、メンテナンスなどの様々なテーマが用意されているTRUMPFのトレーニング & 研修プログラムを受講すれば、御社の従業員がマシンとソフトウェアを最大限に活用し、オーダーの切り替わりや新しい顧客要件にも見事に対応できるようになります。
アプリケーションセンターでのコンサルティング
当社では世界中の8拠点にあるレーザアプリケーションセンターで、お客様のプロセスを共同で最適化し、用途別の課題を解決して、品質の維持、立ち上げ期間の短縮、市場投入のスピードアップにつながる基盤を確立しています。
TruMark製品群の概要
| 製品 |
TruMark 3330デリケートな材料をいたわりながら正確に加工するUVスペシャリスト |
TruMark 6030ハイエンドマーキングと表面加工に適した3Dスペシャリスト |
TruMicro Markハイエンド領域での低温マーキングとマイクロ加工に適した超短パルスオールラウンダー |
TruMarkファイバーレーザ中高出力によるマーキング・表面加工用途に適したオールラウンダー |
|---|---|---|---|---|
|
|
|
|
|
|
| 平均出力 | 3 W | 28 W | 10 W - 20 W | 20 W - 200 W |
| 最大レタリングフィールド | 220 mm x 220 mm 焦点距離が330 mmの場合 | 330 mm x 330 mm 焦点距離が650 mmの場合 | 330 mm x 330 mm 焦点距離が650 mmの場合 | 300 mm x 300 mm bei Brennweite 420 mm |
| 波長 | 355 nm | 1030 nm | 1030 nm | 1062 nm |
| 最小焦点直径 | 16 μm | 50 μm | 29 μm | 40 μm |
| パルス繰り返し周波数 | 1 kHz - 120 kHz | 40 - 200 kHz | 1 kHz - 2500 kHz | 1 kHz - 4000 kHz |
| 最高マーキング速度 | ~ 3000 mm/s 光学系F160使用時 | ~ 4000 mm/s 光学系F300使用時 | ~ 2000 mm/s 光学系F160使用時 | ~ 3000 mm/s mit der Optik F163RF |
| 消費電力 | 300 W | 400 W | 1.1 kW | 190 W |
| 周辺温度 | 15 °C - 40 °C | 15 °C - 40 °C | 15 °C - 35 °C | 15 °C - 40 °C |
| 平均出力(範囲) | 3 W | 28 W | 12 W - 20 W | 20 W - 200 W |