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TruMicro 2000シリーズ

TruMicro 2000シリーズ

加工パラメーターが非常に柔軟に調整可能で、精緻なマイクロ加工に適したコンパクトな精密加工用レーザ

10~20 W 平均出力
515 nm、1030 nm 波長
< 350 fs ~ 20 ps パルス幅
100 µJ(1 MHzの場合) 最大パルスエネルギー

製品バリエーション TruMicro 2000シリーズ 平均出力 ビーム品質 (M²) 波長 パルス幅 最大パルス エネルギー 繰り返し周波数
TruMicro 2030
20 W < 1.2 1030 nm < 350 fs - 20 ps 100 µJ 2000 kHz, 50000 kHz QCWモード
TruMicro 2230
10 W < 1.3 515 nm < 350 fs 40 µJ 2000 kHz

高精度なマイクロ加工

– 材料と用途に合わせて柔軟に調整可能

TruMicro 2000シリーズなら、銅、セラミック、ガラス、フィルムなどを高精度に加工できます。温度に敏感な材料や、極めて薄い材料にも対応します。これに対応するため、2種類の波長を用意しています。例えば、緑色レーザ光は銅に特に吸収されやすく、より細く集光できるため、熱影響を抑えながら効率的に加工し、精密な形状を形成できます。一方、赤外波長はセラミックやガラスの加工に特に適しています。 パルスエネルギー、パルス幅、パルス周波数は用途に応じて柔軟に調整できるため、さまざまな加工課題に合わせてレーザを最適に設定できます。

TruMicro 2000シリーズの特色

– 特長一覧
優れたビーム品質による、狙った箇所への高精度加工
優れたビーム品質による、狙った箇所への高精度加工

TruMicroシリーズ2000は、優れたビーム品質により、非常に小さな集光径を実現し、微細な構造や部品の加工を可能にします。また、高いビームポインティング安定性により、レーザ光の位置を再現性よく維持し、常に高精度な加工結果を得られます。その結果、付着物やバリを最小限に抑えたきれいなエッジが得られるため、医療技術分野などの高度な要求が求められる用途に最適です。

パルスパラメータを精密に制御し、あらゆる加工に柔軟に対応
パルスパラメータを精密に制御し、あらゆる加工に柔軟に対応

パルスエネルギー、パルス幅、繰り返し周波数は、材料や用途に応じて柔軟に調整できます。各パルスのエネルギーは安定化されており、再現性の高い加工結果が得られます。フェムト秒領域の短いパルス幅では加熱を抑え、ピコ秒領域の長いパルス幅では、例えば透明材料の内部を狙って加工できます。また、加工中でも繰り返し周波数を調整できるため、加工光学系の送り速度などに合わせた制御が可能です。

柔軟な動作モードで多様な材料加工に対応
柔軟な動作モードで多様な材料加工に対応

用途に応じて、単発の超短パルス照射から、準連続波(QCW)モードによる高い繰り返し周波数まで、レーザのパルス照射方式を選択できます。バーストモードでは、複数の超短パルスを1つのパルス群にまとめ、時間的な間隔やエネルギー分布を精密に制御できます。これにより、表面を制御しながら溶融させたり、材料除去の効率を高めたりすることが可能です。特に金属加工では、用途に合わせて加工プロセスを最適化するための選択肢が広がります。

超短パルスによる材料への熱影響の抑制
超短パルスによる材料への熱影響の抑制

TruMicroシリーズ2000は、極めて短時間で材料にエネルギーを照射する超短パルスレーザです。これにより、熱影響ゾーンをほとんど生じさせず、変形、焦げ跡、煩雑な後処理を抑えた低熱負荷加工を実現します。また、個々のパルスで材料を狙いどおりに除去するため、部品内部にエネルギーが蓄積するのを防ぎ、材料除去量を精密に制御できます。その結果、安定した再現性の高い加工品質が得られます。銅などの高反射材料や透明材料も確実に加工できます。

パルス周波数を最適化し、あらゆるコンターを高精度に加工
パルス周波数を最適化し、あらゆるコンターを高精度に加工

Advanced Pulse on Demand機能により、TruMicro シリーズ 2000は必要なタイミングでレーザパルスを正確に照射します。フィード速度が変化しても、パルス間隔を一定に保ちます。例えば、レーザ光の走査速度が低下する曲線部分でも、パルスが過度に重なりません。そのため、サブマイクロメートルレベルの位置分解能で、目的のコンターに沿ってパルスを正確に配置できます。これにより、速度や方向が頻繁に変化する短く複雑なコンターでも、均一で再現性の高い加工結果が得られます。ディスプレイの微細な溝などの加工にも適しています。

その他のメリット

  • 煩雑なビームガイドを必要としない、簡単なシステム統合

    オプションの中空コアファイバーを使用すれば、レーザを立置き 横置きのいずれでも、あらゆるモジュール式システムに簡単に組み込めます。その際、安定化用の花こう岩ブロックや、レーザ光を導くためのミラーは不要です。中空コアファイバー内のセンサーが異常を検知すると、レーザを停止させることができます。これにより、設備の安全性が向上します。
  • 世界各地に短納期で供給

    高い生産能力により、TruMicroシリーズ 2000 は世界各地に短納期でお届けできます。そのため、既存の機械設備の増強や新規設備の導入を柔軟に計画できます。必要に応じて、TRUMPFのグローバルサービスチームが24時間体制でサポートします。

TruMicroシリーズ2000の用途

– 期待できる効果

穴あけ、材料除去、表面構造形成、切断など、TruMicroシリーズ2000は、幅広いマイクロ加工プロセスに対応します。これにより、電子機器 消費財、医療技術、自動車、半導体製造など、さまざまな分野の用途に対応できます。

デリケートなプラスチックの加工

デリケートなプラスチックの加工

バッテリーのセパレータフィルムなどのプラスチック材料は、熱の影響を受けすぎると、焦げ跡が生じたり、炭化したりするおそれがあります。

Advanced Pulse on Demand機能により、TruMicroシリーズ2000のレーザは加工速度に合わせてパルス周波数を連続的に調整し、熱影響を抑えます。これにより、輪郭が細かく複雑な場合や加工速度が変化する場合でも、超短パルスによる低熱負荷加工のメリットを最大限に活用できます。

ガラスをきれいに切断する

ガラスをきれいに切断する

折りたたみ式ディスプレイなどに使用されるガラスの切断では、表面粗さの小さい滑らかな切断面が求められます。そのため、従来は切断後に煩雑な後処理が必要になることが少なくありません。

TruMicro シリーズ 2000のレーザと当社のTOP Cleave光学系を組み合わせることで、毎秒数メートルの速度で1回走査するだけで切断面を改質できます。これにより、表面粗さ1 µm未満を実現し、後処理を不要にします。

極薄フィルムの切断

極薄フィルムの切断

極薄のバッテリーフィルムを高速かつきれいに切断するには、高度な技術が求められます。切断面にバリが発生する可能性があるほか、銅ではレーザー光の反射による熱損傷も懸念されます。

TruMicroシリーズ2000のレーザーは、超短パルスと高いパルスエネルギーによって加熱を抑えます。これにより、極薄材料でもきれいに加工でき、焼けや剥離を防止できます。その結果、製品寿命を延ばし、材料コストを削減できます。

高コントラストで耐食性に優れたマーキング

高コントラストで耐食性に優れたマーキング

金属部品には、極めて微細なマーキングであっても、正確でバリがなく、コントラストの高い仕上がりが求められます。さらに、濃い黒色のマーキングは、どの角度から見ても読み取りやすくなければなりません。また、材料の耐食性を維持するために、手間のかかる不動態化処理を必要としないことも重要です。

超短パルスレーザは、ナノメートル単位の微細な表面構造を形成します。この構造により、さまざまな角度から見ても高いコントラストが得られます。同時に、熱影響が小さいため、材料への熱負荷が抑えられ、例えばステンレス鋼の耐食性も維持できます。

すべてがTRUMPFから提供されるワンシステム

– このレーザで利用可能なコンポーネントとサービスをご覧ください

レーザだけではソリューションにはなりません。高精度の光学系、インテリジェントなセンサー、ニーズにピタリと合うサービスを組み合わせて初めて、用途を実現して確実なプロセスを可能にするシステムが生み出されます。TRUMPFをパートナーにすれば、テクノロジーだけでなく、確かな加工結果ももたらされ、生産現場が飛躍的にレベルアップし、成果が長期的に得られ、投資する価値のあるソリューションが提供されることになります。

打ち合わせ中のTRUMPFサービスエンジニア

設備の稼働率を最大限に高めるサービス

中断のない生産に貢献

一覧

ダウンタイムは最低限に抑えなければなりません。生産が停止すると、時間とコストがかかり、最悪の場合には顧客喪失にもつながってしまいます。当社は洗練されたサービスでお客様をサポートして、レーザとレーザ装置が使用可能な状態を常に維持できるようにしています。それには、先を見越した状態監視、緊急時の素早いサポート、計算可能な固定料金での個別サービスパッケージが含まれており、お客様のニーズにピタリと合わせてカスタマイズすることが可能です。

コンディションモニタリングキービジュアル

レーザおよびレーザ装置のコンディションモニタリング

コンディションモニタリングでは、TRUMPFのエキスパートが自社独自のアルゴリズムを使用しながら、お客様のレーザの状態を連続監視します。重大な変化が起きた場合には、予期せぬ生産停止に至る前に早めに検出されます。

Condition Monitoring, Servicetechniker repariert Maschine

技術カスタマーサービス

生産拠点の場所を問わず、万が一の事態に陥った場合には、当社のサービスエンジニアがお客様を素早くサポートします。当社のエンジニアはトレーニングを定期的に受けているほか、メーカーの確かなノウハウと優れた専門知識も有しており、お客様のレーザとレーザ装置をすぐに再び使用可能な状態にします。

リモートサポート

1分1秒を争う故障時に、TRUMPFのリモートサポートを利用すれば、当社のエキスパートから安全なリモートアクセスを介してすぐにサポートを受けることができます。サービスエンジニアが移動する必要も、その到着を待つ必要もありません。

TRUMPFサービス純正パーツキービジュアル

純正スペアパーツ

TRUMPF純正パーツは、ご使用中のレーザおよびレーザ装置と完璧に調和が取れており、世界中で入手可能で、緊急時にすぐにお手元に届きます。最大限の性能が発揮され、ダウンタイムが最低限に抑えられるため、安心して長期的に投資することができます。

TRUMPF保守契約キービジュアル

保守契約

必要に応じたサービスが受けられる当社の保守契約では、お客様のニーズにピタリと合わせてカスタマイズした数段階のサービスパッケージが、計算可能な固定料金で提供されています。リモートサポート、メンテナンス、そしてフルサービスパッケージが用意されています。

パフォーマンスを最適化するサービス

最大限の性能が発揮されるように

一覧

生産設備が持つ能力をより一層活用しようとしても、不明瞭なデータ、複雑な要件や予期せぬエラーが原因で、生産量が伸びないことが少なくありません。 この課題の克服に役立つ当社のソリューションでは、体系的なデータ管理、それぞれの状況に応じたアプリケーションサポート、トレーニングやAIベースのプロセス最適化が提供されています。これを利用すれば、工程が改善され、ミスが減り、新しい課題により柔軟に対応できるようになります。

レーザおよびレーザ装置用Smart View

重要なデータすべてを把握し続けられるSmart Viewでは、自分の希望通りにダッシュボードを作成して、性能データ、状態、エネルギー消費量やプログラム変更など、レーザおよびレーザ装置の最適な使用に決定的な情報と指数を表示することができます。

プロセス最適化

アプリケーションセンターでのコンサルティング

当社では世界中の8拠点にあるレーザアプリケーションセンターで、お客様のプロセスを共同で最適化し、用途別の課題を解決して、品質の維持、立ち上げ期間の短縮、市場投入のスピードアップにつながる基盤を確立しています。

レーザがご自身のプロジェクトに合っているでしょうか?
一緒に突き止めましょう!

当社のレーザアプリケーションセンター(LAC)では、それぞれの用途に最適なパラメーターをお客様と共同で突き止めています。直にご自身の部品を使用して行うことも可能です。

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質問、アイデアや具体的な計画がおありですか?
お気軽にお問い合わせください!

技術仕様、価格やそれぞれの状況に応じた要件など、どのようなテーマであっても当社はお客様の役に立つ回答を提供しています。

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短パルス及び超短パルスレーザカタログ 短パルス及び超短パルスレーザカタログ

TRUMPFのTruMicro短パルス及び超短パルスレーザの全製品一覧です。

TruMicroシリーズの比較

製品 TruMicro 2000シリーズ

TruMicro 2000シリーズ

加工パラメーターが非常に柔軟に調整可能で、精緻なマイクロ加工に適したコンパクトな精密加工用レーザ
TruMicro 6000シリーズ、製品画像

TruMicro 6000シリーズ

連続生産で最大限の処理量と高い剥離速度が実現するパワフルなフェムト秒レーザ
TruMicro 9010

TruMicro 9000シリーズ

広大な面積のマイクロ加工を1 kWの出力で画期的に行う当社のパイオニア
平均出力 10 W - 20 W 30 W - 200 W 1000 W
波長 515 nm, 1030 nm 343 nm, 515 nm, 1030 nm 1030 nm
ビーム品質 (M²) < 1.2 (<1.3 bei 515 nm) < 1.3 (オプション ≤ 1.2) < 1.3
パルス幅 < 350 fs  (1030 nm、パルス幅は最大20 psまで可変設定可能) < 850 fs (オプション:1030 nmで < 5 ps、343 nmで < 500 fs) 1 ps (オプションで1~20 psの範囲に固定)
最大パルス エネルギー 100 µJ 200 kHzの場合 2 mJ 100 kHzの場合 10 mJ 100 kHzの場合
繰り返し周波数 シングルショットから  2 MHz 最大50 MHz(QCWオプション使用時) シングルショットから 3 MHz 最大50 MHz(QCWオプション使用時) シングルショットから 1 MHz 最大50 MHz(QCWオプション使用時)

国によっては、この製品ラインナップと製品情報が異なる場合があります。技術、装備、価格及び提供アクセサリーは変更されることがあります。現地担当者に問い合わせて、国内で製品を入手できるかどうかを確認してください。