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TruConnectキービジュアル

TRUMPFのコネクティビティソリューション

透明性をもたらすデジタルネットワーク化

より迅速に対応、より多くのパーツをより短時間 で処理、マシンをモニタリング、ほぼ同時にコストの削減 が可能。これが インダストリー4.0というキーワードの背景にあるものです。生産現場内外でコンポーネントをネットワーク接続して、デジタル情報交換を促進すれば、プロセスが改善され、収益性が向上します。

Factory Gate及びDevice Gateを利用すれば、レーザーと機械を社内ネットワークやクラウドにネットワーク接続することができます。このITセキュリティーの高いデジタル接続を介して、装置のデータや情報をいつでも呼び出すことができます。これはインダストリー4.0に向けた重要な基盤であり、Device Gateが単一装置向けのスマートなソリューションであるのに対して、Factory Gateは装置群全体に対応しています。

簡単で安全

ソフトウェアを自社サーバーにインストールすることで、安全なデータ転送が保証されます。

スケーラブルなソリューション

Factory Gateでは複数の装置をネットワークに接続することができるため、拠点が複数にまたがっている場合でも問題ありません。

透明性を常に維持

VPN接続を使用することなく、標準プロトコル (http/https) が完全な透明性を実現

迅速に拡張可能

Factory Gateの拡張は、必要に応じてサードパーティのアプリケーションでも可能です。

インテリジェントな情報準備

エキスパート分析の結果は、既存のインフラストラクチャを介して提供されます。

Device Gate

Device Gateは既に出荷時にレーザーにプリインストールされています。これを有効にするだけで、レーザーのデータをデジタルで利用できるようになります。Device Gateを利用すれば、レーザーや機械のデータなどを直接クラウドまたはTRUMPFに安全に送信することができます。そして、Condition Monitoringなどのサービスが利用可能になります。Device Gateは、ネットワーク接続する装置が一つだけである場合に特にお勧めです。複数の機械から構成される場合は、Factory Gateの使用が推奨されます。

Factory Gate

Factory Gateを利用すれば、複数のレーザーや機械をデジタルでネットワーク接続できます。複数のFactory Gateを社内ネットワークの複数箇所にインストールする方法を選択すれば、製造現場の全ての要素をフレキシブルに接続することができます。なお、このソフトウェアソリューションは社内サーバーにインストールします。そうすることで、全てが安全な社内ネットワーク内に残るため、暗号化なしでのデータ伝送が実現します。そして、データの流れはIT部門によって常時監視されます。データを暗号化して送信する必要がある場合、つまり社外へのデータ転送時には、SSL/HTTPSなどの様々な暗号化技術を利用することができます。この技術により、VPN接続やオープンな入力ポート構成は不要となります。

Condition Based Services

Condition Based Servicesはインダストリー4.0およびネットワーク化された製造のためのモジュールです。これは基本的にレーザーの接続を可能にするFactory Gate、Smart View Services、およびCondition Monitoringの要素で構成されます。その目的は、 ネットワーク化されたレーザー装置の可用性と生産性を向上させ、節約の可能性を特定することにあります。

ネットワーク化の進み具合を問わず、ゴールは明確であり、複雑化および小ロット化する板金加工への対応が必要とされています。皆様のスマートファクトリー化への一歩一歩を当社のソリューションでサポートします。   各コンポーネントを組み合わせ、お客様の二ーズに合わせた理想的なソリューションを実現します。    

透明性

現場全体の生産性およびTRUMPFマシン全体の状態に関し、当社は透明性を確保します。 

全体像の把握と柔軟性

全体像と柔軟性を確保し、データ分析で経費と貴重な時間を節約 

簡単な統合

TRUMPFマシンや他社製マシンのモニタリングシステムへ簡単に統合できます。  

容易な状態監視

製品モニタリングやローカルのシステムへのデータ提供で、状態監視や分析が簡単になります。  

TRUMPF のマシンをお客様固有のモニタリングシステムと接続

大抵のTRUMPF最新工作機械なら、インターフェース経由でOPC UAベースの通信を確立することできます。  すでにお持ちのマシンには、エクステンション・キューブOPC UA Retrofitをお勧めしています。マシンのステータスデータを基にして、ダッシュボード形式での分析や、不具合を早く解決するための推奨アクションを表示します。  そのためマシンステータスの透明性が確保され、マシンの可用性を最大限に高めることができます。例えば、生産ステータス用のインターフェースではマシンの稼働率を割り出したり、それらをお客様の個々のソフトウェアシステムで処理することが可能です。  

OPC UA:生産のネットワーク化に向けたインターフェース

マシンデータを一貫して評価できたとしたら素晴らしいとは思いませんか?OPC UAインターフェースがあればそれが可能になります。これを利用して、TRUMPFマシンをユーザーのモニタリングシステムと接続すれば、デジタルネットワーク化への道が切り拓かれます。このインターフェースは、産業通信用に世界中で使用されているOPC UA規格に基づいています。収集したデータを活用すれば、マシンの状態に関する透明性を確保し、プロセスを改善し、ダウンタイムを防止することが可能になります。OPC UAのメリットの詳細をご覧ください:

OPC UAを選ぶ理由

OPC UAとは、Open Platform Communications Unified Architectureの略称です。これはインダストリー4.0における産業通信で、メーカー・プラットフォーム不問の規格です。これがあれば、データとアプリケーションへのアクセスが垂直および水平レベルで可能になります。垂直とは、マシンまたは現場の装置からクラウドまでのことを、水平とは、マシン・ツー・マシン(M2M)のことを指します。
どのオペレーティングシステム、アプリケーション、プログラム言語を使用しているかは関係ありません。オープンな通信規格であるOPC UAは、それらに左右されません。安全な通信が直にプロトコルで実現し、ハードウェアを追加する必要がない点がユーザーにとってのメリットです。OPC UAでは、暗号化、署名と認証用のセキュリティメカニズムが一体化されています。つまりOPC UAでは、産業界のネットワーク化とデジタル化に向けた最高の前提条件が揃っていると言えます。

OPC UAが帰属する組織

OPC UAは、OPC Foundationが開発した規格です。OPC Foundationは、ユーザーやメーカーと協力しながら活動しているグローバルな組織です。その目的は、オープン規格であるOPC UAを継続的に改善し、市場要件に合わせて改良していくことにあります。この規格は、特定のメーカーやプラットフォームに依存していません。

OPC UAの安全性

データセキュリティとデータ保護に関して、この規格には多数のセキュリティメカニズムがあり、それには電子証明書やアクセス権が含まれています。ドイツ連邦情報セキュリティ局(BSI)は、早くも2015年にOPC UA規格を認定しています。生産データをデータを保護しながら交換する上で、ハードウェアを追加する必要はありません。

TRUMPFにとってOPC UAが持つ意味

OPC UA信号は意味的に合い、様々な用途の実現(マシンのモニタリングなど)に使用することができます。TRUMPFのインターフェースは、TRUMPFグループの全マシンにわたって標準化されています。

マシンのデジタル拡張、キービジュアル

TRUMPFマシンをユーザーのモニタリングシステムに接続

TRUMPFの最新の工作機械には、OPC UAベースの通信を確立する能力が標準装備されています。旧式のマシンの場合は、エクステンション・キューブOPC UA Retrofitをご使用ください。そうすれば、どのTRUMPFマシンでもユーザーのモニタリングシステムに接続できるようになります。取得したデータを分析し、それに基づいてマシン稼働率を最大限に高めることが可能になります。

最新のTRUMPFマシンとのデータ交換を標準規格で実行

OPC UAインターフェースはマシンオプションであり、新しいマシンの購入と同時と一緒に注文することを強くお勧めします。または、後でリモートサポートに、または現場でTRUMPFのサービスエンジニアにこの機能のアクティベーションを依頼することも可能です。

TruConnect, Retrofit Cube

お持ちのマシンをモニタリングシステムに統合するエクステンション・キューブOPC UA Retrofit

お持ちのマシンが古く、標準規格のデータ交換用インターフェースが備わっていない場合は、エクステンション・キューブOPC UA Retrofitが必要です。これはサードパーティーソフトウェア用の独自のデジタルインターフェースにもなります。   システムはOPC UAを持つ産業用PCで構成されています。一度接続し、設定が完了すると、ローカルで利用可能な信号を発信します。   

他メーカーのマシンを TRUMPF ワールドへ接続

マシンのメーカーや年式に関係なく、マシン全体の透明性を確保する必要がありますか?    ベーシック コネクティビティキットをご利用ください。当社が生産現場に適したソリューションをご提案します。 

TruConnectコネクティビティキット

他メーカーのマシンや古いTRUMPFマシンをOseon Analyticsに統合するベーシックコネクティビティキット

取り付けたベーシックコネクティビティキットは、「マシンは停止中、不具合なし」、「マシンは停止中、不具合あり」、「マシンは生産中」という非常にシンプルな信号を発信します。Oseon Analyticsはこの情報を解釈し、ダッシュボードに他のマシンのアナログ情報を表示します。    これは生産現場の全ワークステーションで24時間機能します。TRUMPFの新しい工作機械はもちろんOseon Analyticsに標準搭載されています。     

スマートファクトリーコンサルティング – 経験豊かなパートナーは一社でも、そこに至る道は多数

当社のスマートファクトリーのエキスパートと共に、生産を最適化する可能性を見極めながら、計画的に進めていきましょう。  皆様からのご連絡をお待ちしております。
 

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お客様向け情報

スマートファクトリーの描写としてのシナプス像
スマートファクトリー

TRUMPFはモジュール式のネットワーク化ソリューションをお客様に提供することで、生産における連続的な流れの実現と、インダストリー4.0の一環としての全工程の透明性、柔軟性及び経済性の向上に貢献します。

TRUMPF技術サービス 設計/プログラミングソフトウェアのキービジュアル
ソフトウェア

当社のソフトウェアポートフォリオにより、製造プロセス全体を把握し、作業を削減し、小ロット数であっても経済的に生産することができるようになります。

Smart Factory Consulting

現時点で生産のネットワーク化がお客様に最大の利益をもたらす箇所と程度を検討することから、 当社のコンサルティングは始まります。当社のポートフォリオにはどのステップに対しても適切なソリューションが用意されており、お客様と共にそのうちのどれが現時点で最適であるのかを見つけ出していきます。

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